帰化申請の知識2|許可後の手続きや戸籍について

帰化申請の知識2|【愛知県】なかむら行政書士事務所

許可後の手続き

ご案内

当事務所では、帰化申請国籍取得の届出が無事完了した後の手続きもサポートいたします。

    完了後の手続きには、

  • 市役所への帰化の届出
  • 市役所への国籍取得の届出
  • 在留カードの返納
  • 国籍喪失の申告(韓国籍等)
  • がございます。

在留カードの返納

外国人が帰化申請により日本国籍を取得した場合、帰化の日から14日以内に在留カードを返納しなくてはいけません。
返納方法については、住居地を管轄する入国管理局に持参するか、必要書類と共に郵送による返納も可能です。

市役所への帰化の届出

帰化が許可されると官報に告示され「帰化者の身分証明書」が交付されます。
帰化の効力は官報に告示されたときから生じますが、戸籍は自動的に作られるわけではありません。
戸籍編成の為、官報告示の日から1ヶ月以内に「戸籍法上の帰化届」をする必要があります。

(戸籍法102条2)


届出地は、帰化者または届出人の所在地です。新本籍地に届ける事もできます。

戸籍はどうなるの

夫婦が共に帰化した場合

その夫婦について新戸籍が編成されます。夫婦は同氏で戸籍も同一でなくてはなりません。
筆頭者は夫又は妻のいづれかになります。

日本人の配偶者が帰化した場合

帰化した配偶者が日本人配偶者の氏を称すると決めその日本人配偶者が筆頭者ならば、帰化した配偶者はその日本人配偶者の戸籍に入籍します。
帰化した配偶者の氏を称すると決めた場合、その帰化した配偶者を筆頭者とする新戸籍を編成し、日本人配偶者を入籍させます。

親子が共に帰化した場合

親子が共に帰化した場合や帰化した者の親が日本人の場合は、子は親の戸籍に入ります。
ただし、子が親と異なる氏や本籍を定めた場合や、その子に配偶者や子がある場合には、その子について新戸籍が編成されます。

帰化後の名前について

帰化申請書には、帰化後の氏名を記入する欄があります。申請書提出までに決めておく必要があります。
氏名に使用できる文字は法律で定められています。

  • 常用漢字表
  • 戸籍法施行規則別表第二に掲げる漢字
  • ひらがな又はカタカナ(変体仮名を除く。)

法務省:子の名前に使える漢字、このHPを参考にしてください。

 

帰化後の氏名は、常用漢字表、戸籍法施行規則別表第二に掲げる漢字及びひらがな又はカタカナ以外は使用できません。また、帰化許可後の変更は非常に難しいものになっています。

 

注意点として、同じ戸籍の中で同一の名前は付けることができません。読み方が違っても同じ漢字を付けることはできないのです。逆に読み方が同じでも、違う漢字であれば付ける事はできます。

 

名の変更は正当な理由がある場合に家庭裁判所へ変更許可を行う事によりできます。しかし、その正当な理由とは社会生活において支障を来す場合とされ、単なる個人的趣味、感情、信仰上の希望等のみでは足りません。
更に氏(姓)の変更許可は、氏の変更をしないとその人の社会生活において著しい支障を来す場合にできるとされており、非常に難しくなっています。
帰化後の名前は一生使うものです。簡単に変更できると考えず、しっかりと考えてください。

 

本籍について

帰化申請書には、帰化後の本籍を記入する欄があります。本籍とは戸籍のある場所のことをさします。
今後、戸籍を取得する場合には本籍を記入し、戸籍を管理する本籍地の市町村役場に対して請求することになります。
この本籍は国内ならばどこにでも定めることは可能ですが、土地台帳に記載された住所であることが条件となります。
(存在しない住所はダメです)

 

本籍は一度決めても、その後転籍届をすることで変更は可能です。この転籍をすると、転籍後の戸籍の身分事項欄に帰化の事実は表記されません。
ただし、あくまで表面上記載されないだけであり、帰化の事実が抹消される訳ではありません。

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